ラボテックのロゴマーク 株式会社 ラボテック    

 セ ファ ゾ リ ン


 T.製品要覧

一 般 名

略号

剤形

規格単位

商品名

メーカー

セファゾリン

CEZ

注射
250mg1瓶
500mg1瓶
1g1瓶
2g1瓶
1g1キット(生理食塩液100ml付)
2g1キット(生理食塩液100ml付)
2g1キット(ブドウ糖注射液100ml付)
250mg1瓶(溶解液付)
オーツカCEZ注−MC
大塚製薬
セファメジンαキット
アステラ製薬
セファメジン筋注用
アステラ製薬
セファメジン注射用
アステラ製薬
 
 
注射用エフニコール
東和薬品
注射用タイセゾリン
大洋薬品工業
セフマゾン
ニプロファーマ
トキオ注射用
イセイ
ラセナゾリン筋注用
マルコ製薬
ラセナゾリン注射用
マルコ製薬
 
 
 
<類似の抗菌力を示す他の薬剤> 
U.用法・容量  
1日1 g(力価)、小児20〜40 mg(力価)/Kg、2回に分けて緩徐に静注又は筋注
症状及び感染菌の感受性から効果不十分と判断される場合には1日1.5〜3 g(力価)、小児50 mg(力価)/Kg、3回に分注
症状が特に重篤な場合には,1日5 g(力価),小児100 mg(力価)/Kgまでを分注できる
注射用は静注、筋注及び輸液に混合して点滴静注することもできる
静注には注射用水、生理食塩液又はブドウ糖注射液に溶解して用いる
点滴静注の場合は、溶液が等張とならないので注射用水は使用しない
筋注には0.5%リドカイン注射液(注射用:約2〜3 ml、筋注用:約2 ml)に溶解して用いる
なお,温度による溶解度の差によりときに白濁することがあるが、この場合は温湯で温め澄明な溶液としてから使用
また溶解後は遮光して保存し室温では48時間以内に使用
キットは、コネクタ−を介して添付の生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液に溶解し、静注する
V.有効菌種 
セファゾリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、肺炎桿菌、プロテウス・ミラビリス、プロビデンシア属
W.適
敗血症、感染性心内膜炎、表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、関節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合識炎、眼内炎(全眼球炎を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎
 
X.作用機序  
細菌の細胞壁ペプチドグリカンの生合成を阻害し,殺菌的に作用する。
(ペニシリン結合蛋白1A,1B,2,3に親和性)
[β-ラクタマ-ゼにやや不安定]
Y.排泄経路
 腎………約88% 
Z.体内分布(移行性)
<最高血中濃度>
点滴静注(成人):
     1 g/0.5hr:131 μg/ml、 2 g/0.5hr:228 μg/ml、 2 g/hr:172 μg/ml
筋注(成人):
   0.5g: 38.0 μg/ml、  1g: 143.8 μg/ml
 
<血中半減期>
2時間点滴 : 84分、  静 注: 100分、  筋 注: 138分
 
<体内移行性>

高濃度

中濃度

低濃度 

腎 尿路
臍帯血
母 乳
喀痰 気管支分泌液
羊 水 
 
肝・胆汁
髄 液
 
骨 髄 
副鼻腔
 
骨 
 
 
腹 腔
 
 
扁桃腺
 
 
筋 皮下組織
 
 
胸 腔
 
 

 
 
歯槽
 
 
 

[.副作用
 過敏症、 消化器障害、 ショック、 精神 神経系障害、  Vit.B K 欠乏症、 腎障害、 肝障害、 偽膜性大腸炎、 血液 造血器障害、 溶血性貧血、 その他(Stevens-Johnson症候群、Lyell症候群、間質性肺炎・PIE症候群、菌交代症、 ※痙攣(腎不全時))
※大量投与時 
\.禁 忌 
本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
(筋 注):リドカイン等のアニリド系局所麻酔剤に対し,過敏症の既往歴のある患者:
[添付の溶解液はリドカインを含有している]
(5%ブドウ糖注射液100mlのキット):低張性脱水症の患者:
[脱水症状を増悪させるおそれがある] 
].原則禁忌 
本剤の成分又はセフェム系抗生物質に対し,過敏症の既往歴のある患者 
]T.慎重投与 
ペニシリン系抗生物質に対し,過敏症の既往歴のある患者

本人又は両親,兄弟に気管支喘息,発疹,じんま疹等のアレルギ−症状を起こしやすい体質のある患者

高度の腎障害のある患者:
[血中濃度が持続するので,腎障害の程度に応じて投与量を減量し,投与の間隔をあけて使用する]
経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者,全身状態の悪い患者:
[ビタミンK欠乏症状が現れることがあるので観察を十分に行う]
高齢者(高齢者への投与の項参照)
(5%ブドウ糖注射液100 mlのキット)
カリウム欠乏傾向のある患者:
[低カリウム血症を起こすおそれがある]
糖尿病の患者:
[糖尿病を悪化させるおそれがある]
尿崩症の患者:
[低ナトリウム血症,水中毒症を起こすおそれがある]
腎不全の患者:
[血糖値を上昇させるおそれがある]
(生理食塩液100 mlのキット)
心臓,循環器系機能障害のある患者:
[心不全等を助長させるおそれがある]
腎障害のある患者:
[ナトリウムが蓄積するおそれがある]
]U.重要な基本的注意事項 
本剤によるショック、アナフィラキシー様症状の発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとること。
@. 事前に既往歴等について十分な問診を行うこと。なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認すること。
A. 投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておくこと。
B. 投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行うこと。特に、投与開始直後は注意深く観察すること。
]V.併用注意
ワルファリン:
[腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制することがあるので,ワルファリンの作用が増強されるおそれがある]
フロセミド等の利尿剤:
[ラット,ウサギにおいて,腎障害が増強されるとの報告がある]
]W.臨床検査結果に及ぼす影響 
 テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬、クリニテストによる尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意すること。
 直接クームス試験陽性を呈することがあるので注意すること。


株式会社ラボテック